「ハダカデバネズミ」ご存じですか?
健康指導に携わって50年が過ぎました。
改めて「人間は治るように出来ているなぁ!!」とつくづく思います。
病気の主な原因が「生活習慣」にあるとすれば、生活習慣を変えれば良いのですから、
決断力のある方は簡単です。
生活習慣を変えない人はヤッカイです。
因果の法則は宇宙の法則ですから、原因があって結果があります。
原因を正すことによって結果を変えるしかありません。
2500年前のギリシアの医聖ヒポクラテスの言葉に
「食べ物で治せない病気は、医者にも治せない」という真理があります。
これを基本に、食を正すことを第一義に考えるマクロビオティックを実践し、自然療法を加えて体を改善していきたいと思います。
最近、面白い動物「ハダカデバネズミ」を知りました。医師の白川太郎先生の健康講演会で紹介されました。
白川先生は京都大学医学部を卒業し、同大学病院でガン治療に携わる中で西洋医学の限界を感じ、民間の自然療法にも幅を広げて研究・治療に取り入れ成果を上げてきました。オックスフォード大学への論文提出も評価されています。
しかし
民間療法に重きを置きすぎたことで京都大学病院を辞めることになり、銀座で末期がん患者向けのクリニックを開業。
その後、自身が末期のリンパガンになった際に「水素イオン」を発生させるサプリメントに出会い、完治したそうです。その話の中で登場したのが「ハダカデバネズミ」でした。
見た目は
「ハダカ」で
「出っ歯」と少々気の毒ですが、
出っ歯には意味があり、アフリカの土中で穴を掘る際に口に土が入らない構造になっています。
このネズミは腸内細菌が非常に優秀で、
92%の菌が水素イオンを発生させるため、
どんなにガンを発生させようとしてもガンにならないそうです。
実験用マウスの寿命が約2年なのに対し、ハダカデバネズミは30年と桁違いに長寿です。
ちなみに、
味噌や醤油などの日本特有の調味料も腸内で水素イオンを発生させる力が強く、会場では驚きの声が上がりました。
白川先生の講演で印象的だったのは、「活性酸素でダメージを受けたミトコンドリアを水素イオンがクリーニングして元気にする」という内容でした。
宇宙の73%が水素で、人間も同じく73%が水素であるという話には、思わず膝を打ちました。
2024年4月23日、渋谷の伝承ホールにて開催された白川太郎先生の講演(主催:株式会社グロ=イングリッチ)では、「水素イオン」と「和食の優秀さ」を改めて実感しました。
24時間以上浸水した無農薬玄米に、
自然塩と水、根菜(ゴボウ・にんじん・レンコン・自然薯など)、
海藻、味噌、醤油
にこだわった食を2~3ヶ月実践し、体温を36.5~37.0°Cに保つことで免疫力を高める生活を提案したいと思います。
すっきりとした快便は何よりも大切です。
化学的食品添加物、農薬、白砂糖、合成甘味料、余計なワクチン、有害な電磁波、LEDの不自然な照明など、私たちを取り巻く環境の悪化は想像以上に深刻です。
もしヒポクラテスが現代の食生活を見たら、きっと嘆くことでしょう。
農業、環境、食べ方を全人類で見直し、
「飢えない、病まない、汚さない、争わない」
社会の実現に邁進したいと切に思います。
『思い立ったら吉日』です。小さな一歩から輪を広げていきましょう!!

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